これからの実験動物科学は、実験動物の倫理、
動物福祉への配慮、人と環境への優しさなどの新しい課題をかかえています。
更に国際的なハーモナイゼーションの動きも速度を増しつつあります。
我々会員各社は、実験動物に関する設備、機器、器材に関して
小さなものから大きなシステムまで、それぞれのエキスパートがそろっております。
私達は、国内外の関係団体とも協力して情報収集に努め、積極的に研究を重ね、
業界全体の活性化と更なる進歩を目指します。
日本実験動物器材協議会は、実験動物飼育管理に必要な器材に関する技術の研究に努め、実験動物器材の向上と普及を図ることを目的として、1964年の社団法人日本実験動物学会に次ぐ関係団体として設立されました。
設立以来、わが国の実験動物科学の発展を支援する周辺技術として、飼育関連器材、設備の開発促進に業界が一致して努力研鑽を続け、数多くの成果を挙げてきました。また、実験動物学会などの学術団体の研究発表会には器材展示会を開催し、ユーザーに新しい情報を提供をし続けると共に、学会活動を幅広く支援してきました。
更に近年は、国公立機関や民間研究所で近代的な動物実験施設が数多く建設されましたが、それらの企画、立案、施工に際して、施設使用者と施工側の架け橋となってきました。
本協議会の会員は、実験動物飼育管理に必要な器材、理科学機械などの製造及び販売業者、これに関連する事業体で構成され、前述の目的を達成すべく、以下の事業を行っています。
①日本実験動物学会、その他の関連学会、協会の機会における機器の展示会を
主催又は協賛し、その業務を取り扱う。
②会員の属する事業分野の利害に関する事項について業界の公正な意見を
取り決め、本協議会の立場を明らかにする。
③実験動物関連器材に関する総合研究及び調査。
④実験動物関連機材に関する資料の収集、紹介。
⑤内外関連団体との連絡及び協力。
⑥その他本協議会の目的を達成するために必要な事業。
このように、日本実験動物器材協議会は実験動物関連器材の研究、開発、普及等を図り長年にわたる活動を続けてきております。
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